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『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』感想

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原作の小説を本屋で見掛けてずーっと気になっていたのですが、今日まで読めずじまいです。
随分前にDVDをレンタルして観たのですが、改めてAmazonプライムで見掛けたので感想を書いてみようと思います。

残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』

あらすじ

読者から募った体験談を編集して雑誌に連載していた主人公。ある日なんとなく既視感を覚える手紙が届き、過去に届いた手紙と照らし合わせてみることに。そして浮かび上がったのは…。

感想

※ネタバレあります。

私としては、久しぶりに観た「純日本製のホラー映画」と感じてすごく嬉しかったのを覚えています。
日本ならではの部屋の穢れ、遡れば遡るだけ芋づる式に出てくる真っ暗な過去、有名な怖い話を読んでいるようなワクワク感がありました。

私は普段から怖い話を読み漁ったりしているので、すごく日本的だと感じたのかもしれません。

幽霊や心霊現象がバンバン出るよりかは、人づてに事実を探っていくシーンの方が多いので、ババーン!と驚くようなシーンを期待している方にはガッカリかもしれませんね。

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個人的には、主人公の家でちらほら起きる心霊現象が怖すぎました。

びっくりドッキリシーンが少ないからこそ、ずっと緊張感が解けないので、どっと疲れますね。
観るのが怖くて避けてきた方も、昼間に部屋を明るくして観てみたりしたらどうでしょう!(突然の勧め)
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最後の方に解決してなさすぎて(涙ノД`)と変に驚かされて、悲しい気持ちにもなりました。触れてしまった故に逃れられない理不尽な呪い的なもの…ひえぇ怖い。

オチに何とも言えない気持ちになった記憶はありますが、これだけの大作。恐らくどんなオチが付いていようとスッキリはしないでしょうね。
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今(2018/4/5)ならAmazonプライムで観られるので、是非どうぞご覧ください。


残穢 (新潮文庫)

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